Nov 20, 2007

stuff from lib visits

課題のひとつで、2つの図書館を訪問してレポートしなきゃいけませんでした。
(ダメ学生のため、締め切りギリギリにキリキリ舞いしてたんですけどね)

私のダメ学生っぷりとは反対に、図書館たちは優秀でした。webに載っけてあるsourceも、図書館員さんたちも。そこで、お、これは!と思ったものを紹介します。

(1)Detroit Public Libraryオンライン図書館カタログ
この中の"Find it Fast!"をクリックすると、アイコン付きのsubject別に分類されたリストが現れる。アイコンに使われている写真たちが若干時代を感じさせるけど、適当なところをクリックしてさらに下層に入っていくと、さらに分類されてる。たとえば、Find it Fast!のトップからfoodをクリックするとbakingにはじまり、vegetablesまでわかれてる。個人的に気になったのは、cakeとcheesecakeは別にする必要はあるのか?ってこと。ま、それはさておき、cheesecakeのアイコンをクリックして、最初に現れた"Junior's cheesecake cookbook : 50 to-die-for recipes for New York-style cheesecake"をクリックすると、書誌情報のほかに表紙画像やあらすじ(概要)、レビューのあるものは表示される。これらの情報は、Syndetic Solutionsという会社が作っているものなんだそうで。で、左側にいくつかリンクが張ってあって、"Find more on these topics"などオンラインカタログの中を探すリンクのほかに、googleで探す(クリックすると別ウィンドウで検索結果が表示される)リンクもあるの。

日本の図書館で、googleへの窓口など、オンラインカタログより外に出て行くリンクを張ってあるものって見たことなかったんですよ。各書誌データレコードに用意されてるってことだしね。google scholarから入ったわけでもないし。ユーザは、分類方法やSyndetic Solutionsなんて知らなくても純粋な形の「その」本の書誌データ以上の情報を得られる。分類を気にするのは図書館(員)だけだもんねぇ。


(2)うちの大学の1年生専用ページ The first year experience
Assignment Plannerって、日付を入力すると計算して課題の期限までにいつに何をしたらいいのか教えてくれる。計算してもらった先に、参考文献の書誌情報をどうやって書いたらいいのか教えてくれるサイト the Landmarks Son of Citation Machineにリンクが張ってある。たとえば、APAのprint版書籍でone or more authorをクリックして、各ボックスに要求された情報(著者名、発行年など)を入力してsubmitボタンを押すと、自動的に参考文献の書誌情報を表示してくれる。あとは、表示された書誌情報をコピーして張り付ければOKってわけ。これだけでも締め切り間近な学生はずいぶん助かる。

Nov 13, 2007

Public Libraries in the United States

日本でいうところの「日本の図書館」や「図書館年鑑」にあたる「Public Libraries in the United States」がweb上で公開された。米国教育省のいち機関であるNCES: National Center for Education Statistics(全米教育統計センター)が行った2005年会計年度における米国の公共図書館の概況報告。

日本にいたときには、ずいぶんと「日本の図書館」や「図書館年鑑」のお世話になったものです。仕事では訪問先のgeneral information収集の一環として、大学院に行ってからはデータをもらってなんだかごにゃごにゃして。(←先生のお手伝い)