Aug 11, 2009

michiganと図書館と

その1.Bing: Pay cut for unionized city workers is needed

Detroit Free Pressのオンラインに出ていた記事。

9月までに10,000人以上の市職員のお給料10%カットに加えて1,000人以上をlay-offしないとCity of Detroitは、”10月には”、夕張市のように破産してしまうらしい。

GMと書いてDetroitと読む。GM≒Detroit。新市長、Bing、がんばれ~!



その2.ALA会長、ミシガン州の行政命令に対する声明を発表

NDLのCurrent Awareness(元記事はALA)に出ていた記事。

ミシガン州知事(Gov. Jennifer Granholm)は、HAL(the Michigan Department of History, Arts and Libraries)の閉鎖、州の図書館員の廃止、いまある資産の分配(蔵書の引き取り先とかだと思う)を決定したとのこと。それに対するALA会長の声明では、「すべてのミシガン住民は、知事に抗議を表明してほしい」とも言っている。

HALは、ミシガン内の公共図書館と大学図書館のILLを円滑に進めるのに欠かせないMeL(Michigan e Library)を動かしているところでもあり、ALA会長が言っているように、予算減の中、協力して図書館を運営してきたミシガンの公共図書館の努力を理解していないように見える。図書館側の人間からしたら。MeLは、online databaseもメンバー館で共同購入している。


その3.10年間に論文を引用された回数が多い機関をThomson Reuterが発表

同じくCurrent Awarenessから。
発表された20機関のうち、日本からは東京大学が11位にランクインしてました、って記事には載っているのだけれど、その2.に関連して、U of Michiganが7位なんですね。

HAL, MeLと直接U of Mの活動は関係ない/影響ないと言われそうですが、こうして州内での格差が広がっていくのをただただ眺めているのは、イヤです。