Oct 20, 2007

what we can do -1-

専攻は図書館情報学です。と答えると、どんなことやってるの?と質問されることが多いのです。それは、日本にいてもアメリカにいても同じで。

ということで、順序良く説明できれば自分にとっても有益だとは思うのですが、思いつくところから書きます。ま、テキストを読めば「図書館情報学」や本や紙の歴史を知ることもできますから。興味ある人は読んでちょんまげ。「図書館通論」「図書館概論」「図書館情報学入門」こんなんで検索すれば出てきますよ。excuseばかりでおもさげながんす。

「図書館情報学」って、図書館学と情報学がくっついたものだとの理解で大きく外れてはいないでしょう。UofTも大きくわけて図書館系と情報系にわかれていたし。私は、二つにわけた場合、図書館系に属していて、図書館もいくつかの種類にわけることができる。日本では、多くの場合、「館種」でわけている。館種は、大学図書館と公共図書館と専門図書館がある。(でも、学校図書館もあるよねぇ。ま、いっか。)大学図書館は、大学が設置する図書館で、公共図書館は、一般的には地方自治体が設置する図書館で、専門図書館は、企業や研究機関などの性質に応じて特化したコレクションを持つ図書館です。ちなみに、学校図書館は、学校が設置する図書館。(←あ、こういうことなら、大学図書館て学校図書館の中のひとつになるのかな。)

さて、そういった館種はあるものの、私の理解では、図書館の役割は「ユーザ(利用者)のinformation needs(情報要求)に応えるサービス機関」に集約されます。ユーザによっても変わってくるし、needsによっても変わってくるけど。

図書館は、ALA(American Library Association)の「図書館の権利宣言」(Library Bill of Rights)やJLA(日本図書館協会)の図書館の自由に関する宣言、ランガナタンの「図書館五原則」にあるような性質を持つ機関です。

ランガナタンの「図書館五原則」は良いリンク先がなかったので載っけてしまいましょう。
1. 本は利用するためのものである
2. 本はすべての人のためにある。または、すべての人に本が提供されなくてはならない
3. すべての本をその読者に
4. 読書の時間を節約せよ
5. 図書館は成長する有機体である
(wikipediaからもらいました。)

私は、いくつかある図書館の中でも「大学図書館」に興味があります。
なんで興味があるのか、は、言いません。
近いうちに大学図書館独特のテーマとツール(bibliographic utility;worldcat,webcatや組織;OCLC,NIIなど)も書こうと思ったり。。。今日はここまで!!