Sep 24, 2007

Academic Libraries -2-

ゲストとしてUofMのLib-branchのdirector(館長)さんがいらした。長年の経験から、館長さんの役目とか、provostとの関係とかを話してくれた。

大 学図書館の使命として挙げられる「その大学の研究と教育を支援する」という言葉。でも、彼のところ(キャンパス)は一般教養のキャンパスで、研究に主眼を おいていない、とはっきり最初に言ってた。だから、いつも何を購入するにも「これは使命である「教育の支援」に適っているか」って考えるんだって。スタッ フのひとりひとりに浸透させているのが「1ペニーまで気を配る」って姿勢だと。アメリカでも予算の獲得とその使い道についてはかなり厳しい目で見られているんだね。

授業中にそんなことまで話してくれるんだーって思ったのが、予算の出所について。予算全体の何割がStateからで、何割が学 生のtuitionから。更に、学校の種類や州によっても違うんだってことを具体例を出しながら説明してくれた。図書館だけに限らないと思うけれど、大学 間の授業料の差は、州からどれだけ予算をもらえるかに大きく関係してくるようですよ。※ここでは「何割」をはっきり言わないほうが良い気がするので出しません。

Principals
# have confidence
# have competence
# take risks

という言葉を残していかれました。